前のブログで、「ご縁と言うと、人間関係を想像しがちですが、人間関係だけでなく、出来事や場所や時間なども繋ぐと私は考えています。」と書きました。
結局のところ、どのような物事であれ、自らが発する波長に見合ったものを引き寄せる、ということなのです。
過去の延長上に現在があり、現在の延長上に未来があります。
自身の現在の状況は、過去に原因があり、そこから派生しているものです。
そして、未来を知るには、現在の自身をみれば明らかです。
そして現世は理不尽なところで、個人の望むようにならないのが当然と考えています。
そのような中で、いかに自らを活かした生き方ができるかが人生だと思っています。
それにも関わらず、望み通りの人生が歩めないことで、嘆く人のなんと多いことか。
(「チコちゃんに叱られる」の森田美由紀さん風)
私からすると、そもそも「思い通りになる人生」という前提が間違っています。
繰り返しますが、現世は理不尽なところで、自分の望むようにならないところなのです。
思い通りにならなくて当たり前!なのです。
しかも過去世からの因縁(宿題)も背負っていれば、その因縁(宿題)の解消も求められるため、思い通りに進む訳がないのです。
つまり、前に向かって進もうと歩んでいたら、つまずいたり、転んだり、壁にぶつかったりするのは、全て当たり前のことなのです。
それでも歩みを進めるのが人生です。
くさらず、くじけず、あきらめず、自分のできる精一杯を尽くして、結果を待つ。
この姿勢でいれば、無理に明るい自分にしなくても良縁は繋がります。
一番やっちゃいけないのが、愚痴や文句を垂れ流すことと、自己憐憫に陥ること。
これで楽しい憂さ晴らしをしたところで、残念ながら良縁は繋がりません。
仮に良縁に触れ合っても、それが良縁だと見抜けないので、その縁を繋げることができません。
結局、その人の次元に見合った縁しか繋げないし、繋がらないのです。
これは見える世界、視えない世界どちらも同じです。