コロナ禍で働く 2

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SOC(首尾一貫感覚)は他者(親や管理監督者)が育てることも可能とお伝えしました。

人は誰でも努力したら、その分だけ報われたいと思う存在です。

大変な仕事でも努力が報われれば、達成感が得られるのでストレスにはなりません。

この達成感のことを専門用語で「心理的報酬」と言います。

心理的報酬につながるモチベーション管理としては、以下の3つがあります。

1.報酬によるモチベーション
 外部から与えられるもので、一時的な充足感は得られるが長続きしない
 例)金銭、ご馳走、昇進など

2.恐怖によるモチベーション
 〇〇しなければ重大な結果を招いてしまうという恐怖心が、消極的・否定的に作用するので、一時的な効果しか得られない
 例)解雇、減給、処罰など

3.心構えによるモチベーション
 心構え(考え方の習慣)の変化には自発性と永続性がある
 例)やりがいのある仕事、目標達成、自己実現など

モチベーション管理の中で、SOCを高めるのは「3.心構えによるモチベーション」です。

仕事に対する姿勢・心構えは自発的な動機ですが、放っておいて勝手に育つものではありません。
時には心理的報酬を与えながら褒め、叱る場面でも心理的報酬につながる叱り方をしていく中で少しずつ育っていきます。

<心理的報酬を与える褒め方>
・時間を置かずにすぐに褒める
・自分が見た努力を褒める
・他人と比較せずに褒める
・周囲への好影響を意識して褒める
・「YOU(あなた視点)メッセージ」よりも、「I(私視点)メッセージ」で褒める

≪心理的報酬につながる叱り方≫
・普段から小さなことでも叱る(日ごろから言うべきことを言う)
・具体的に叱る(相手をちゃんと見ていない人ほど「全然ダメ」的な表現をする)
・性格的なこと、個人属性に絡めて叱らない
・「WHY(なぜ)プラス過去の否定型」ではなく、「HOW(どうやって)プラス未来の肯定型」で叱る ←前者の叱り方はあまり意味が無い。叱責する側の感情発散だけになりやすい。
・サンドイッチで叱る(パン+具+パン=肯定+叱る+肯定もしくは褒める)

結局のところ、褒めるにせよ、叱るにせよ、相手をきちんと見て適切な評価をすることが必要なのです。

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