私たちが見ている世界

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一般的に多くの方は3色型色覚者です。
人間の網膜には3色の光受容細胞があり、その3色をベースに様々な色を識別しています。

色盲とか色弱等と言われる方々はこの光受容細胞が1色もしくは2色の方です。
その一方、4色以上を持つ人も中にはいます。

さらに、共感覚といって、1つの感覚の刺激によって別の知覚が引き起こされる現象があります。
共感覚があると、文字や数字に色を感じたり、音を聞くと色が見えたりします。
(この共感覚は、個人ごとに内容は異なりますが、個人内では一貫性があるもので、意思でコントールできるものではありません)

その上、霊能力と言われる能力を持つ方々は、光受容細胞で認識できないものを認識し、視覚的に把握していたりします。
中には、生きている人と死んでいる人の区別がつかないほど、ハッキリ視えてしまう方もいれば、ヒトだけではなく、妖怪など異形の存在を捉える方もいるようです。

逆に、視力が悪い人は眼鏡等を使用しないと、ぼやけた視界となります。
乱視があると、ものがダブって見えたりします。
明暗が認識し辛い人や、奥行きなどの空間認知が苦手な人もいます。
加齢現象により、誰しも高齢になると視界が黄みを帯びるようになりますが、それ故、高齢になると紺色と黒色の区別がつき難くなります。

病気等で視野が欠けても、脳で見えない部分を無意識に補完してしまうので、実際に視野欠損があっても、なかなか自覚が持てずに病気の発見が遅れたりします。

身体的な理由がなくても、見間違いを起こすこともあります。
あとで気付けば見間違いになるし、気付かなければ、例え事実が真実でなくても、見間違えた人の中では真実になります。

いろいろと例を挙げましたが、要するに、私たちが見ている世界、認識している対象物は自分だけのものであり、他者と同一とは限らない、ということです。

さらに私の場合、見間違いを起こすと言うか、騙されると言うか、化かされると言うか、マスクされるような出来事が時々起こります。

直近では、参加予定の学会の会場が、前夜は高知県だったのに、翌日、申し込む際には長野県になっていたりしました。
これ、前夜時点では、開催会場もちゃんと高知県実在の建物だったりするんですよ。
それが翌日になると、え?長野県??となった時は、そりゃ~驚いて何度も見返します。

逆に、明らかに私の視界に入っているはずのものが、私にだけ見えないこともあります。
(私以外の皆には見えていても、私だけ何もわからないようなケースです)

生物学的には、眼球内の網膜が捉えた光刺激を、脳が処理して認識したものが、見たものです。
精神疾患等で、脳内の代謝回路に不具合があると幻視を見たりします。

ちなみに霊等は脳でダイレクトに見ているそうで、視神経を介していないため、近視者であっても眼鏡無に認識可能だそうです。だから見えないハズのものを何か認識した際は、本当はこの世のものじゃない可能性があります。

精神疾患にり患していなくても、催眠術にかかった人で、他人の服が透けて見える、と暗示をかけられた人には、周囲の人々は裸の姿になって映ります。

皆さんが思っている以上に、私たちの見ている世界って、確定的な世界じゃないんです。
だから、見えたものを否定する必要はないし、逆に執着する必要もないんです。

視覚から得たものは、ただの情報です。
それに対し、自分がどう思うか、どうするか、だけなのです。

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