腫瘍マーカーについて

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腫瘍マーカー検査を受けることでガンの早期発見が出来ると考えている人がいますが、私は腫瘍マーカーでガンの早期発見をするのは難しいと考えています。

現在、臨床での使われ方は、ガンが発見されて手術等で取り除いた後に、再発の程度を判断する際の目安とするような使われ方です。
つまり、ガンの既往のある人、ガンの存在した実績のあった人が用いる検査なのです。

ガンが存在したことのない人を調べても、仮に出たところで、そのうちの大半は擬陽性かと思います。

擬陽性が出ることで、どこかにガンがあるのでは?と疑心暗鬼になれば、精密検査を受ける必要が生じ、病院に行く時間と手間とお金がかかります。
それで白黒ハッキリ決着が付けば良いですが、グレーのまま、様子観察で終わることもあります。
グレーのままって、心配症な人にとっては、生殺し状態ではないでしょうか。

腫瘍マーカーの使われ方が、本来の趣旨から外れ、健診機関のお金儲けの道具の一つとして使われていることに問題があるとも言えますが、需要があるから、供給される、という側面もあるため、健診機関だけを悪者にはできません。
(腫瘍マーカーはオプション扱いで、受診者が希望することで実施されることが多いです)

本当にガンの早期発見を望むのであれば、私はPRA検査をお勧めします。
PRA検査は未病段階の変化を捉えることが出来るので、予測が立てば、対処がしやすくなります。

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ただ予測が立ったところで、その為の行動変容ができるかどうかは別問題です。

例えば、喫煙で肺癌にはならなくても、喉頭がんはほぼ喫煙が原因で、喫煙さえしなけば、喉頭がんにならずに済みます。
自覚症状もなにもない段階で、PRA検査で発がんの可能性あり、と出たところで禁煙できますか?

現時点で言えば、喫煙は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクもありますが、それでも喫煙する人は、禁煙せずに喫煙を続けているのが現状です。

PRA検査ではガンのリスクも数値化されますが、身体に害となっている成分も数値化されます。
その結果、食品添加物の影響が大きいと出た場合に、口にするものを添加物無しに変更することができますか?外食や中食等を一切利用せず、全て自炊で賄うことが出来ますか?という話です。

私は、どのようなことであれ、知らないよりは、知った方が良いと考えます。
ただ知っても、それを行動に生かさない人が、実にに多い!と思っていて、それを大変残念に思っています。

完璧じゃなくても、理想通りでなくても良いのです。
少しでも行動に移すことで、未来は必ず変わります。

PRA検査を受けた場合、リンク先に連絡することで栄養指導を受けることが出来ますが、個人的にこのクリニックスタッフは、医師を除き医学知識のある人が少ない為、医学知識を持つ私からするとハッキリ言って素人集団で相手になりません。
(診察料金としてカウンセリング代を徴収するので、お金を取るならちゃんと内容のある情報提供をしてもらいたい、と注文を付けたら、私の診察時にスタッフが同席することがなくなりました:苦笑)

それでも被験者(患者)側がずぶの素人であれば、治療実績もあるので、必要充分かと思います。
本気でガンの早期発見を望んでいる人は、腫瘍マーカーよりもお勧めします。

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